優しい風の活動への想い

優しい風の活動への想い

 少しずつ少しずつ準備をしてきました『優しい風』での活動ですが、ようやくじわりじわりと始める事が出来る準備が整ってきました。

 2015年に児童発達支援事業所から始めた当法人も2025年の4月で10周年を迎える事となります。双子のダウン症の息子2人を出産し悩み乗り越えながらも発達支援事業という世界に入り1日1日必死で乗り越えてきたここまでの道のりを今振り返ると『よくここまでやったよ。偉いよ自分。』と褒めたくなるくらい過酷な日々だったな・・・とつくづく思います。子ども達も成長し、法人も職員や皆様に支えられてここまでしっかりしたものになり、ようやく明るい光が見えていよいよ本来の目標(夢)だった新しい試みに向けて動き出せる準備ができたのかなと思っております。今後は今までのこの10年の中で知り得た知識や経験を少しづつ皆様に発信していく事で、皆さんの今後のお悩みや不安が少しでも軽くなる事が出来ればいいなと思っております。

リフレッシュケアを行う意味

優しい風での活動の中でなぜ『リフレッシュケア』を行うのか・・・。親御様や児童を対象とする福祉事業に関わる方々は今後、子ども達と関わる中で時には許しがたい子どもの行動を無言で反応せずに見守る事が必要であったり根気よく修正する時間が必要となったり、今まで私たちが親や保育者からしてもらっていた関わり方ではない新たな関わり方を学んでいく必要性が出てきます。それは子どもたちの明るい未来を作っていくのに必要となる関わりですが、なかなか自身が心に余裕がなかったりイライラしている時だと上手く対応出来ない時も出てくると思います。親御様の中には我が子の診断を受けた時は本当につらくてその現実をなかなか受け入れられず自身の気持ちと葛藤した方(している方)もいるのではないでしょうか。障害や特性を受け入れるのに精神的にも不安定になってしまい本当の自分がどんなだったのかもわからない位自分を見失ってしまった方もいると思います(私もその一人でした)。『人は自分でコントロールできないことに振り回される環境から逃れられない時に鬱や適応障害などの精神的不調が起こる確率が高くなる』そうです。ですが我が子となるともちろんその環境からは逃げられず向き合って対応出来る自分に変化していかなければならない事になってきます。そんな中で皆さん必死で障害や特性の事を学んだり支援事業所を探してお子さんのために動いてきたと思いますが、乗り越える気持ちになれる一つのきっかけとして自身のホルモンバランスや自己免疫力、自律神経や生体電流(もともと身体に流れている微量の電気)の不具合のなどを整えるという事も前向きな気持ちが湧いてくる一つになるそうです。そこで私は独身時代にリラクゼーションサロンで仕事をしていたこともあり癒しや自律神経、免疫力の向上などに関わる東洋医学などを学んだ経験から保護者様や職員の皆さんがリフレッシュできる一つとして体験できる機会を持てないかと思いリフレッシュケアを始めました。実際『気分が落ち着きました』『気持ちの浄化で涙がでてきました』『気持ちが前向きになれました』という方も多くいます。もちろんリフレッシュの仕方は人それぞれです。人によっては知らない知識を学び安心を獲得するだけで気持ちが向上出来る方もいますし、おいしいものを食べてリフレッシュできる方もいますし、旅行や山登りやジムなどでリフレッシュできたり、瞑想やストレッチやヨガやアロマやマッサージや温泉などで身体や心を整える事がリフレッシュ方法など様々だと思います。私は心理士さんのカウンセリングを受けて自身と向き合うなんてことも効果的でしたが、スポーツジムは通いきれずすぐに辞めてしまいました。ヨガはもともと『マインドフルネス』の音楽は聴いていたので気持ちが整ったり、ストレッチにもなるので金曜日の14時から優しい風で時々参加させて頂いています。

是非みなさんも自身を整えて行ける方法を見つけてみてください。心や身体に不調が出てきたらそれは身体からの『SOS』なので、ほっておかずにきちんと身体(心)の声を聴いてあげてくださいね。大好きなママやパパの笑顔もお子さんのよい成長の源の一つです。優しい風の公式LINEでイベント情報など発信していますので、当法人をご利用でない子育て真っ最中の方でも利用は可能ですので是非体験してみて下さい♪

優しい風

NPO法人つなぐ